朝茶とは?「その日の難逃れ」の意味と朝におすすめのお茶4選

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「朝茶はその日の難逃れ」という言葉を聞き、どのような意味なのか気になっている方も多いのではないでしょうか。朝茶は、朝にお茶を飲む昔ながらの習慣ですが、飲む時間やお茶の種類に厳しい決まりはありません。

一方で、朝一番に濃い緑茶を飲むと、体質によっては胃の不快感や動悸を覚えることもあります。身体によいと思って始めた習慣が合わなければ、不安を感じてしまうでしょう。

朝茶を心地よく続けるには、ことわざの意味だけでなく、自分の体調や目的に合うお茶と飲み方を知ることが大切です。この記事では、朝茶の由来やメリット、注意点、朝におすすめのお茶4選をわかりやすく紹介します。

朝茶とは?朝にお茶を飲む昔ながらの習慣

朝茶とは、朝にお茶を飲み、一日の始まりをゆっくりと整える昔ながらの習慣です。特定の茶葉や厳格な作法が決められているわけではなく、煎茶やほうじ茶、玄米茶など、好みのお茶を楽しめます。

急須で丁寧に淹れる方法だけでなく、忙しい日はティーバッグを使っても構いません。大切なのは、形式を守ることよりも、温かいお茶の香りや味わいに意識を向ける時間を持つことです。

なお、「朝茶事」は主に夏の早朝に行われる茶道の茶事を指します。日常生活における朝茶とは意味が異なるため、区別して覚えておくとよいでしょう。

「朝茶はその日の難逃れ」といわれる理由

「朝茶はその日の難逃れ」といわれる理由

「朝茶はその日の難逃れ」とは、朝にお茶を飲むと、その日一日を災難なく過ごせるという昔からの言い伝えです。朝茶の大切さを表す言葉として、「朝茶は七里帰っても飲め」「朝茶に別れるな」といったことわざも残っています。

ことわざの詳しい成立時期や由来には諸説あり、朝茶そのものに災難を防ぐ働きがあるわけではありません。一方、出かける前に腰を落ち着けてお茶を飲むことは、忘れ物や慌ただしい行動を防ぐ生活の知恵だったとも考えられます。

現代では、一日の無事を願いながら気持ちを切り替える、小さな朝の儀式として取り入れるとよいでしょう。

朝茶を始める前に知っておくべき注意点・デメリット

朝茶を始める前に知っておくべき注意点・デメリット

朝茶は暮らしに取り入れやすい習慣ですが、飲むお茶の濃さや量、タイミングによっては身体に合わないことがあります。朝茶を無理なく続けるには、自分の体調に合わせて飲み方を調整することが大切です。

特に確認しておきたい注意点は、次の3つです。

  • 空腹時の濃いお茶で不快感が出る場合がある
  • カフェインの含有量はお茶の種類や淹れ方で変わる
  • 鉄分が気になる人は食事とのタイミングに注意する

空腹時の濃いお茶で気分が悪くなる人もいる

空腹時に濃い緑茶などを飲むと、胃のむかつきや吐き気、胸焼けのような不快感が現れる人もいます。お茶に含まれるカフェインや渋味成分などの刺激を、食べ物が入っていない胃が負担に感じることがあるためです。

不快感が出やすい人は、朝起きてすぐに濃いお茶を飲むのではなく、朝食と一緒に飲むか、食後に移してみましょう。茶葉の量を減らしたり、抽出時間を短くしたりする方法もあります。

強い胃痛や吐き気、動悸などが続く場合は、無理に飲み続けず、必要に応じて医療機関へ相談してください。

カフェインに敏感な人は種類と量を確認する

煎茶やほうじ茶、玄米茶など、茶葉から作られるお茶には基本的にカフェインが含まれています。ほうじ茶もカフェインが完全に含まれないわけではないため、敏感な人は量や商品の表示を確認しましょう。

カフェインの量は、お茶の種類だけでなく、使用する茶葉の量、お湯の温度、抽出時間によっても変わります。濃いお茶を何杯も飲んだり、コーヒーやエナジードリンクと重ねたりすると、摂取量が増えやすくなります。

動悸や落ち着かなさ、吐き気などを感じやすい場合は、薄めに淹れる、量を減らす、ノンカフェインのお茶を選ぶといった調整がおすすめです。

鉄分が気になる人は飲むタイミングに注意する

お茶に含まれるポリフェノール類は、野菜や豆類などに含まれる「非ヘム鉄」の吸収に影響する場合があります。鉄分不足を指摘されている人は、食事中や食事直後に濃いお茶をたくさん飲むことを避けると安心です。

朝食とお茶を必ず分けなければならないわけではありませんが、貧血の治療中や鉄剤を服用している場合は注意が必要です。薬をお茶で飲まず、水または指示された飲み物で服用してください。

妊娠中や治療中など、摂取方法に迷う場合は、自己判断で極端に制限せず、医師や薬剤師、管理栄養士に確認しましょう。

朝茶を取り入れる3つのメリット

朝茶を取り入れる3つのメリット

飲む量やタイミングを自分に合わせれば、朝茶は無理なく続けられる生活習慣になります。朝茶の魅力は、成分だけではなく、一日の始まりに自分のための時間をつくれることです。

朝茶を取り入れる主なメリットは、次の3つです。

  • 朝に水分をとる習慣をつくりやすい
  • カフェインを含むお茶は気分転換に取り入れやすい
  • 慌ただしい朝に心理的な余白が生まれる

朝の水分補給を習慣化しやすい

睡眠中は飲み物をとらないため、朝は意識して水分をとりたい時間帯です。朝茶を毎日の流れに組み込むと、起床後に飲み物をとる習慣をつくりやすくなります。

温かいお茶は、季節を問わず少しずつ飲みやすく、冷たい飲み物が苦手な人にも取り入れやすいでしょう。ただし、朝の水分をすべてお茶だけで補う必要はありません。

空腹時にお茶が合わない場合は、先に水や白湯を飲み、朝食後に朝茶を楽しむ方法もあります。体調や気温に合わせて、無理のない飲み方を選んでください。

カフェインを含むお茶は朝の気分転換に取り入れやすい

煎茶やほうじ茶などに含まれるカフェインは、眠気を感じる朝の気分転換に取り入れやすい成分です。コーヒー以外の飲み物で朝のスイッチを入れたい人にとって、お茶は選択肢の一つになります。

煎茶の爽やかな香り、ほうじ茶の香ばしさ、玄米茶の炒り米の風味など、茶種によって味わいはさまざまです。その日の気分や朝食に合わせて選ぶ楽しみも生まれるでしょう。

カフェインへの反応には個人差があります。濃く淹れればよいと考えず、自分が心地よく感じる量と濃さで味わうことが大切です。

一日の始まりに心理的な余白をつくれる

朝茶の大きな魅力は、忙しい朝に短い区切りをつくれることです。お湯を注ぎ、香りを感じながらお茶を味わう数分間が、自分のペースを取り戻す時間になります。

特別な茶器をそろえたり、長い時間を確保したりする必要はありません。ティーバッグをマグカップに入れ、お茶が抽出される間だけスマートフォンを置く方法でも十分でしょう。

朝茶は、効率を追い求めるための習慣ではありません。一日の予定を確認しながら静かに一杯を味わうことで、慌ただしい朝にも小さな余白を持てます。

朝茶におすすめのお茶4選

朝茶におすすめのお茶4選

朝茶に決まった種類はなく、目覚めたときの気分や朝食、カフェインへの感じ方に合わせて選べます。無理なく続けるには、「身体によいといわれるお茶」ではなく、朝に心地よく飲める一杯を見つけることが大切です。

朝茶に取り入れやすい代表的なお茶は、次の4種類です。

  • 煎茶|爽やかな香りと渋みを楽しみたい朝に
  • ほうじ茶|香ばしい香りでゆっくり始めたい朝に
  • 玄米茶|軽やかな香ばしさを楽しみたい朝に
  • ノンカフェインのお茶|カフェインを控えたい朝に

煎茶|爽やかな香りと渋みを楽しみたい朝に

煎茶は、爽やかな香りとほどよい渋みで、朝の気分を切り替えたいときに向いています。ご飯や焼き魚などの和朝食にも合わせやすく、緑茶らしい風味を楽しみたい方におすすめです。

濃い煎茶を空腹時に飲むと不快感が出る方は、朝食と一緒に飲むか、茶葉の量や抽出時間を調整しましょう。カフェインへの反応にも個人差があるため、最初は少量から試すと安心です。

冷たいお茶を好む方には、森乃園の「水出し煎茶ティーバッグ」もあります。水出しで濃く、すっきりとした味わいになるようブレンドされているため、前日の夜に仕込んでおけば、忙しい朝にも手軽に楽しめます。

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ほうじ茶|香ばしい香りでゆっくり始めたい朝に

ほうじ茶は、焙煎による香ばしい香りを楽しみながら、落ち着いて一日を始めたい朝におすすめです。すっきりとした飲み口で、和食はもちろん、トーストや卵料理などの洋朝食にも自然になじみます。

湯気とともに立ち上る焙煎香は、まだ頭が切り替わっていない朝にも感じ取りやすいでしょう。ただし、一般的な茶葉を使ったほうじ茶にはカフェインが含まれます。敏感な方は、濃さや飲む量を調整してください。

香りとコクをしっかり味わいたい方には、森乃園の「極上ほうじ茶」があります。茶葉と香ばしい茎を合わせ、低温と高温で二度焙煎することで、深い味わいとほのかな甘みのある後口に仕上げています。

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玄米茶|軽やかな香ばしさを楽しみたい朝に

玄米茶は、緑茶の爽やかさと炒った玄米の香ばしさを一度に楽しみたい朝に向いています。煎茶の渋みが強く感じられる方でも比較的取り入れやすく、ご飯やおにぎり、漬物などの素朴な朝食とも合わせやすいお茶です。

玄米のふくよかな香りが広がるため、香りを楽しみたいけれど、深く焙煎したほうじ茶とは違う軽やかさが欲しいときにも適しています。玄米茶にも緑茶が使われているため、カフェインを完全に避けたい場合は商品表示を確認しましょう。

森乃園の「抹茶入り玄米茶」は、国産もち玄米をブレンドした狭山茶に、宇治抹茶を加えたお茶です。玄米の香ばしさに抹茶の風味と色鮮やかさが重なり、味に厚みのある一杯を楽しめます。

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ノンカフェインのお茶|カフェインを控えたい朝に

カフェインを控えたい方は、茶葉ではなく、植物や穀物を原料としたノンカフェインのお茶を選びましょう。カフェインに敏感な方や、朝にコーヒーや緑茶を飲むと落ち着かなくなる方にも取り入れやすい選択肢です。

商品名に「ほうじ茶」と付いていても、緑茶を焙煎したものにはカフェインが含まれます。完全に避けたい場合は、原材料とともに「ノンカフェイン」「カフェインゼロ」などの表示を確認することが大切です。

森乃園では、レモングラス、桑の葉、杜仲、ルイボスなど、植物の持ち味を焙煎香とともに楽しめるお茶を用意しています。香りや味わいがそれぞれ異なるため、朝食や好みに合わせて選んでみてください。

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朝茶に関するよくある質問

朝茶に関するよくある質問

朝茶には、飲む時間や杯数に厳しい決まりはありません。自分の体調や朝の過ごし方に合わせて、無理なく続けられる方法を選ぶことが大切です。

朝茶を始める際に、特に疑問を持ちやすいポイントをまとめました。

  • 朝食前に飲む必要があるのか
  • 起床後すぐに緑茶を飲んでもよいのか
  • 朝茶は2杯飲む決まりがあるのか

朝茶は朝食前に飲まなければいけない?

朝茶は、必ず朝食前に飲まなければならないものではありません。朝にお茶を飲む習慣を広く指すため、起床後、朝食中、食後など、自分が心地よく感じる時間に楽しめます。

空腹時に濃い緑茶を飲むと、胃のむかつきや吐き気を感じる方もいます。その場合は、朝食と一緒に飲むか、食後に移してみましょう。茶葉の量を減らし、薄めに淹れる方法もあります。

ことわざや昔の習慣に合わせることより、毎朝無理なく続けられることが重要です。体調や食事の時間に合わせて、自分に合った朝茶のタイミングを見つけてください。

朝一番に緑茶を飲んでも大丈夫?

朝一番の緑茶は、多くの方が楽しめますが、空腹時の濃いお茶が体質に合わない場合もあります。緑茶にはカフェインや渋味成分が含まれており、人によっては胃の不快感や動悸を覚えることがあります。

起床後すぐに飲みたい場合は、濃く淹れすぎず、少量から試すとよいでしょう。先に水や白湯を飲んだり、軽く朝食をとってから緑茶を楽しんだりする方法もおすすめです。

飲むたびに吐き気や強い胃痛、落ち着かなさを感じる場合は、無理に続けないでください。ほうじ茶やノンカフェインのお茶に替えるなど、種類を見直すことも選択肢です。

朝茶は2杯飲むものなの?

朝茶は、必ず2杯飲まなければならないものではありません。「朝茶は二杯」といった地域の言い伝えや習慣はありますが、現在の日常的な朝茶に、杯数の決まりはないと考えてよいでしょう。

一杯でも、朝にゆっくりとお茶を味わう時間を持てれば、十分に朝茶を楽しめます。量を増やすことより、香りや温度を感じながら、自分にとって心地よい濃さで飲むことが大切です。

カフェインを含むお茶を飲む場合は、ほかの飲み物との合計量にも注意しましょう。まずは小さめの湯のみ一杯から始め、体調や朝食に合わせて調整してください。

まとめ

朝茶とは、朝にお茶を飲み、一日の始まりに落ち着く時間をつくる昔ながらの習慣です。「朝茶はその日の難逃れ」という言葉には、朝のお茶を大切にし、その日の無事を願う先人の思いが込められています。

ただし、朝食前に飲む必要も、必ず2杯飲む決まりもありません。空腹時の濃い緑茶が合わない方は、朝食後に飲む、薄めに淹れる、ほうじ茶やノンカフェインのお茶を選ぶなど調整するとよいでしょう。

大切なのは、昔の作法に無理に合わせることではなく、自分が心地よく続けられる朝茶を見つけることです。明日の朝は、煎茶やほうじ茶など、気分に合う一杯をゆっくり味わうことから始めてみてはいかがでしょうか。

また、朝茶におすすめのほうじ茶を下記ページにまとめましたので、あわせてご覧になってみてください。

[https://morinoen.com/collections/all]