【失敗しない】水出しほうじ茶の作り方|茶葉の分量や日持ちも解説

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暑い季節になると、ゴクゴク飲めるすっきりとした冷たいお茶が恋しくなりますよね。しかし、毎回お湯を沸かして熱いお茶を作ってから冷ますのは手間がかかり、つい市販のペットボトル飲料で済ませていないでしょうか。

手軽で便利な反面、茶葉本来の豊かな香りや自然な甘みを感じにくく、少し物足りなさを覚えることもあるでしょう。

実は、ほうじ茶を水でじっくり抽出することで、渋みや苦みを抑えたまろやかな甘みを最大限に引き出すことができるのです。本記事では、誰でも失敗せずに美味しい「水出しほうじ茶」を作る基本の手順や、ご自宅でワンランク上の味に仕上げるコツを詳しく解説します。

[https://morinoen.com/collections/gokujocold-houjicha]

「水出しほうじ茶」の正しい作り方

水出しほうじ茶は、熱湯を使わないため苦渋みが少なく、まろやかでスッキリとした味わいを楽しめるのが魅力です。失敗せずに美味しい水出し茶を作るためには、基本の手順を守ることが何よりも大切です。

ご自宅で極上の一杯を作るための5つのステップは以下の通りです。

  1. 水出し用のボトルと茶葉(パック)を用意する
  2. 水と茶葉を黄金比で量る
  3. 少量の熱湯で茶葉を蒸らす
  4. 冷水を注ぎ、冷蔵庫でじっくり抽出する
  5. エグみが出る前に茶葉を取り出す

①水出し用のボトルと茶葉(パック)を「用意する」

まずは美味しいお茶を淹れるための道具と材料を揃えます。お茶の味わいを左右する茶葉はもちろん、抽出に使うボトルの選び方も非常に重要です。

準備する茶葉のタイプによって最適な道具が変わるため、以下の2パターンから選びましょう。

  • 茶葉から作る場合
  • ティーバッグで作る場合

茶葉から作る場合

本格的な香りと味わいを楽しみたい方は、茶葉(リーフ)から作るのがおすすめです。茶葉が水の中でしっかり開くスペースが必要になるため、茶こし(フィルター)が一体になった水出し専用ボトルを用意しましょう。

茶葉から淹れることで、ほうじ茶本来の豊かな風味をダイレクトに感じられます。フィルター付きボトルなら注ぐ際に茶葉がグラスに入らないため、毎日のお茶作りがとても快適になります。

ティーバッグで作る場合

手間をかけずにサッと作りたい方は、市販のティーバッグが大変便利です。茶葉を計量する手間がなく、片付けもポンと捨てるだけで終わります。

使用するボトルは、ピッチャーや麦茶ポットなど、ご自宅にある一般的な保存容器で問題ありません。ただし、風味を損なわないよう、プラスチックよりもガラス製のボトルを選ぶとより美味しく仕上がります。

②水と茶葉を黄金比で「量る」

美味しい水出しほうじ茶を作る最大のポイントは、水と茶葉のバランスです。目分量で作ると味が薄くなったり、逆に渋みが出すぎたりしてしまいます。

お使いの茶葉のタイプに合わせた水と茶葉の分量目安は以下の通りです。

タイプ 分量目安(水1リットルに対して)
茶葉 15g(大さじ約3杯)
ティーバッグ 1〜2個(約10〜15g)

それぞれの計量方法のポイントは以下の2つです。

  • 茶葉の場合
  • ティーバッグの場合

茶葉の場合

茶葉から作る場合の黄金比は、「水1リットルに対して茶葉15g」です。大さじ1杯の茶葉がおおよそ5g程度なので、大さじ3杯を目安にすると分かりやすいでしょう。

味が薄いと感じた場合は、次回から少し茶葉の量を増やして微調整します。使用する水は水道水でも可能ですが、カルキ臭を抜いた浄水や軟水のミネラルウォーターを使うと、お茶の甘みが一層引き立ちます。

ティーバッグの場合

ティーバッグで作る場合は、商品のパッケージに記載されている水量を守るのが基本です。一般的な水出し用であれば、「水1リットルに対して1〜2個」が目安となります。

濃い味が好みだからといって無理に個数を増やすと、雑味や渋みの原因になります。適正な分量を入れ、水の中で自然に成分が抽出されるのを待つことが大切です。

③【プロの裏技】少量の熱湯で茶葉を「蒸らす」

ここで、味を格段に美味しくするプロの裏技をご紹介します。冷水を一気に注ぐのではなく、まずは茶葉がひたひたに浸かる程度の熱湯を注いでください。そのまま30秒から1分ほど置き、茶葉を蒸らすのが最大のポイントです。

少量の熱湯で茶葉を「蒸らす」

熱湯で蒸らすことで茶葉の表面が開きやすくなり、ほうじ茶特有の香ばしい香りが一気に引き出されます。また、成分が溶け出しやすくなるため、短時間でもしっかりとした味わいに仕上がります。

水出し特有のまろやかさは保ちつつ、香り高い本格的な一杯になるため、ぜひこのひと手間を加えてみましょう。

④冷水を注ぎ、冷蔵庫でじっくり「抽出する」

茶葉の蒸らしが終わったら、分量の冷水をゆっくりと注ぎ入れます。あとはボトルの蓋をしっかり閉めて、冷蔵庫で寝かせるだけです。抽出時間の目安は、おおよそ3時間から6時間ほどとなります。

夜寝る前に作っておけば、翌朝にはスッキリとした美味しい冷茶が完成しています。忙しい朝でも、すぐに上質なお茶を楽しめるのは嬉しいポイントですね。

抽出時間は茶葉の種類や焙煎度合いによっても異なるため、途中で一度味見をしてお好みの濃さを探るのもおすすめです。長く置きすぎると風味が落ちるため、適度な時間で引き上げるよう意識してください。

⑤エグみが出る前に茶葉を取り出す

お好みの濃さに抽出できたら、必ず茶葉を取り出しましょう。茶葉を入れたまま放置すると、渋みやエグみ成分まで溶け出し、せっかくの味わいが台無しになってしまいます。

お使いの道具に合わせた茶葉の取り出し方は以下の3通りです。

  • ティーバッグ|お箸やトングでそのまま引き抜く
  • フィルターなしボトル|茶こしを使って別の容器へ移す
  • フィルター付きボトル|別の容器へ移す

ティーバッグ|お箸やトングでそのまま引き抜く

ティーバッグの場合は、菜箸やトングを使ってボトルから直接引き抜くだけで完了です。このとき、お茶を濃くしようとしてティーバッグをギュッと絞るのは避けてください。

無理に絞ることで、茶葉の雑味までお茶に溶け込んでしまいます。自然に水気を切り、そのまま優しく取り出すのがクリアな味を保つコツです。

フィルターなしボトル|茶こしを使って別の容器へ移す

フィルターがついていない一般的なボトルで抽出した場合は、茶葉をこし取る作業が必要です。ボウルや別のピッチャーを用意し、目の細かい茶こしを使ってお茶を静かに移し替えます。

少し手間はかかりますが、この工程を省かずにしっかり茶葉を取り除くことで、最後までエグみのない美味しい状態を保つことができます。

フィルター付きボトル|別の容器へ移す

フィルターが一体型になっている水出し専用ボトルの場合でも、抽出後は別の保存容器に移し替えることをおすすめします。フィルターがあるとはいえ、水の中に茶葉が浸かったままだと徐々に味が濃くなってしまいます。

別のボトルやマイボトルに移し替えることで、ちょうど良い濃さのまま保存でき、外出先への持ち運びもスムーズになるでしょう。

水出しほうじ茶の「日持ち」と保存の注意点

水出しほうじ茶の「日持ち」と保存の注意点

作った水出しほうじ茶は、当日中から遅くとも翌日中には飲み切るようにしましょう。 長時間保存すると風味が落ちるだけでなく、衛生面でもリスクが高まります。

お湯で煮出すお茶と異なり、水出しは加熱による殺菌工程がありません。 そのため、水に含まれる微細な菌が繁殖しやすく、傷みやすい状態になっています。 完成したお茶は必ず冷蔵庫で保存し、常温のまま放置するのは絶対に避けてください

また、マイボトルなどで持ち歩く際も注意が必要です。 夏場の暑い時期は特に傷むスピードが早いため、保冷機能のある水筒を使用し、早めに飲み切るのが安全でしょう。 毎日安心して楽しむために、飲む分だけをこまめに作る習慣をおすすめします。

水出しほうじ茶におすすめの茶葉・ティーバッグ3選

水出しほうじ茶におすすめの茶葉・ティーバッグ3選

水出しほうじ茶を美味しく楽しむなら、用途や季節に合わせた茶葉選びが大切です。 お茶の専門店が自信を持っておすすめする、水出しにぴったりのほうじ茶を3つ厳選しました。 それぞれの特徴を比較して、お気に入りの一杯を見つけてみてください。

  • 極上冷ほうじ茶
  • 薬膳ほうじ茶
  • 甜ほうじ茶

極上冷ほうじ茶

夏場の暑い日や、すっきりリフレッシュしたい時に最適なのが「極上冷ほうじ茶」です。 冷水で抽出するために特別に作られており、国産茶葉の豊かなうまみをしっかりと味わえます。

作り方は非常にシンプルです。 マイボトルやピッチャーに冷水500mlとティーバッグを1パック入れるだけで、約2時間という短時間で本格的な冷茶が完成します。 アイスコーヒーの代わりにゴクゴク飲める、すっきりとした和のドリンクとして重宝するでしょう。

さっぱりとした口当たりの中に、後味としてやさしい甘みがほんのりと広がります。 食事中のお茶としてはもちろん、仕事中の気分転換にもぴったりの一杯です。

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薬膳ほうじ茶

毎日の内側ケアに寄り添ってくれるのが「薬膳ほうじ茶」です。 香ばしいほうじ茶をベースに、どくだみとはぶ茶をバランス良くブレンドして焙煎しました。

どくだみは余分な水分や老廃物の排出をサポートし、はぶ茶は目のリフレッシュやお腹のスッキリ感を求める方に親しまれてきた素材です。 長時間のパソコン作業などで目の疲れが気になる方、毎日のスッキリを整えたい方に特におすすめします。

健康茶特有のクセは抑えられており、ほうじ茶の豊かな焙煎香によって深みのある味わいに仕上がりました。 まろやかなコクがあり、毎日無理なく続けられる美味しい一杯となるでしょう。

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甜ほうじ茶

花粉の季節や鼻のむずむずが気になる方に選ばれているのが「甜ほうじ茶」です。 古くから健康維持に役立てられてきた甜茶を、ほうじ茶仕立てに焙煎して飲みやすく仕上げました。

最大の魅力は、カフェインを一切含まないノンカフェインのお茶であることです。 就寝前のリラックスタイムや、カフェインを控えている方でも時間を気にせず安心して楽しむことができます。

本来の甜茶は独特の強い甘みを持っていますが、ほうじ茶の焙煎香を重ねることで、自然な甘みを活かしつつ香ばしい味わいを実現しました。 春先のデリケートな季節に、優しく寄り添ってくれる美味しいお茶です。

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水出しほうじ茶に関するよくある質問

水出しほうじ茶に関するよくある質問

水出しほうじ茶を作る際、多くの方が疑問に感じるポイントをまとめました。 成分の違いや水選びのコツなど、お茶をより美味しく健康的に楽しむためのヒントをご紹介します。

  • ほうじ茶の「水出し」と「お湯出し」は味や成分にどんな違いがある?
  • 水道水でそのまま作っても美味しくできる?

ほうじ茶の「水出し」と「お湯出し」は味や成分にどんな違いがある?

水出しとお湯出しの最も大きな違いは、お茶の成分の溶け出し方にあります。 冷たい水でゆっくり抽出することで、苦味や渋みの原因となるカテキンやカフェインが溶け出しにくくなります。

その結果、ほうじ茶本来の自然な甘みが引き立ち、まろやかですっきりとした味わいに仕上がるのが特徴です。 小さなお子様や、就寝前にさっぱりとしたお茶を飲みたい方には水出しが向いているでしょう。

一方で、お湯出しはほうじ茶特有の力強い香ばしさを存分に楽しめます。 気分やシーンに合わせて、水出しとお湯出しを上手に使い分けるのがおすすめです。

水道水でそのまま作っても美味しくできる?

水道水で水出しほうじ茶を作ることは十分可能です。 ただし、水道水に含まれるカルキ(塩素)の臭いが、お茶の繊細な香りを邪魔してしまうことがあります。

ご家庭でより美味しく作るなら、一度沸騰させたお湯を冷ました「湯冷まし」を使用するのが確実です。 沸騰させることでカルキが飛び、口当たりの柔らかい美味しい水出しお茶が完成します。

また、手軽に済ませたい場合は、浄水器を通した水や軟水のミネラルウォーターを選ぶと良いでしょう。 水の種類を少し工夫するだけでも、ほうじ茶の風味は驚くほどまろやかに変化します。

まとめ

今回は、暑い時期にぴったりの「水出しほうじ茶」の魅力や、手軽で美味しい作り方について解説しました。

熱湯ではなく水でじっくりと時間をかけて抽出することで、カフェインや渋み成分が溶け出しにくくなります。その結果、ほうじ茶本来の芳醇な香りと、驚くほどすっきりとした甘みを堪能できるのが最大のメリットです。

夜寝る前に茶葉と水をポットにセットしておくだけで、翌朝には極上の冷茶が完成しています。毎日の水分補給はもちろん、お食事やリラックスタイムのお供にも最適でしょう。ぜひ、お気に入りのほうじ茶葉を使って、クリアで美味しい水出し茶を楽しんでみてください。

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