ほうじ茶と相性の良い食べ物をご紹介!

ほうじ茶は、日本の伝統的なお茶の一つであり、その香ばしい香りとすっきりとした味わいが特徴です。煎茶や番茶を強火で焙煎することで生まれる独特の風味は、多くの人に親しまれています。カフェインが少なめで飲みやすいため、子どもから高齢者まで幅広い世代に愛されています。 

また、和洋問わずさまざまな食べ物と相性が良く、日常の食事やおやつの時間にぴったりです。今回は大正3年創業のほうじ茶専門店森乃園より、ほうじ茶の魅力やほうじ茶と相性の良い食べ物をテーマにお届けしていきますので、ぜひご覧ください。

ほうじ茶とは何か?

ほうじ茶は煎茶・番茶などの茶葉を強火で焙煎したお茶の名称です。他のお茶にはないような香ばしい香りがほうじ茶の特徴であり、特に温かいほうじ茶を飲むと、その香りが部屋中に漂います。 また、ほうじ茶は焙煎過程でカフェインが少なくなることから、お子様でも安心して飲めるでしょう。自宅に緑茶の茶葉がある場合には、焦げないように丁寧に茶葉を炒ることで、即席のほうじ茶が作れます。

ほうじ茶と相性の良い食べ物

ほうじ茶は、料理の味を邪魔せず、むしろ引き立てる効果があります。そのため、さまざまなジャンルの食べ物と合わせることができ、特に以下のような食品と相性が良いです。

ほうじ茶と相性の良い食べ物 1.和菓子

和菓子は、ほうじ茶にぴったりの代表的な食べ物です。羊羹や大福などの甘さが強い和菓子でも、ほうじ茶と合わせることで、くどさを感じなくなるでしょう。 また、ほうじ茶自体がさっぱりとした味わいであるため、繊細な味の和菓子とも合わせられます。 ほうじ茶に合う和菓子の例は、以下を参考にしてください。 ・羊羹 ・大福 ・最中 ・まんじゅう ・団子 ・どら焼き ・金平糖 ・わらび餅 ・カステラ さらに、ほうじ茶は甘いお菓子のみでなくせんべいなどの和菓子との相性も良いです。

ほうじ茶と相性の良い食べ物 2.洋菓子

ほうじ茶はお茶ならではの渋みが少ないために、洋菓子とも合わせられます。 濃厚な甘さの洋菓子や、クッキーなどの香ばしい香りを楽しむお菓子とほうじ茶は相性が良く、お互いの味や香りが引き立ちます。

ほうじ茶に合う代表的な洋菓子は、以下を参考にしてください。

 ・クッキー ・チョコレート ・ロールケーキ ・ショートケーキ ・シュークリーム ・マカロン ・フィナンシェ ・プリン

ほうじ茶に合わせるチョコレートを選ぶ時には、スイート系よりもビターチョコレートの方がほうじ茶の香ばしさを楽しめるでしょう。

ほうじ茶と相性の良い食べ物 3.煮物

醤油やみりんを使った和の煮物とも、ほうじ茶はよく合います。ほうじ茶の香ばしさが、根菜の甘みや出汁の旨味と調和し、煮物をより上品な味わいに引き立てます。特に、肉じゃがや筑前煮などのしっかりとした味付けの料理と相性が良いです。

ほうじ茶と相性の良い食べ物 4.寿司

酢飯と魚介の組み合わせが魅力の寿司も、ほうじ茶との相性が優れています。緑茶に比べて渋みが少なく、寿司ネタの風味を邪魔せずに引き立てるため、寿司をよりさっぱりと楽しむことができます。特に、脂の乗ったトロやアナゴのようなネタと組み合わせると、ほうじ茶の持つ爽やかさが一層引き立ちます。

ほうじ茶と相性の良い食べ物 5.脂っこい料理

ほうじ茶には口の中の脂っこさを洗い流す作用があることから、食後のお茶としてほうじ茶を提供する飲食店は多いです。 ほうじ茶と合わせれば、味が濃い・脂っこい料理もさっぱりと〆られるでしょう。具体的には、揚げ物や炒め物と一緒にほうじ茶を飲むと、食後の口の中の不快感を減らせます。

ほうじ茶と相性の良い食べ物 6.焼き魚

ほうじ茶の香ばしさは、焼き魚の香ばしさと絶妙にマッチします。特に、塩焼きのサバやサンマ、鮭などの脂の乗った魚と合わせると、口の中の油分を洗い流し、すっきりとした後味を楽しめます。

 

お茶と食べ物を合わせる時のポイントとは?

ほうじ茶と食べ物を合わせる時には、以下のポイントも意識してください。このようなポイントを知っていれば、より美味しくほうじ茶をいただけます。

ほうじ茶の種類

ほうじ茶は、含まれるお茶の種類や焙煎方法によって香り・風味が異なります。複数のほうじ茶を楽しんでいる方は、食べ物に合わせてほうじ茶の種類も変更すると良いでしょう。

ほうじ茶の温度

お茶の温度は一緒に口にする食べ物に影響を与えます。基本的には、温かい食べ物には熱いお茶・冷たい食べ物には冷茶を合わせると良いですが、好みによって使い分けてください。

季節に合わせる

特に和菓子は、季節によって期間限定のデザインが販売されるケースが多いです。季節感を取り入れた茶菓子をほうじ茶に合わせれば、特別な時間を楽しめるでしょう。また、来客にも喜ばれます。

 

ほうじ茶は料理にも使える?

ほうじ茶はさまざまな料理と相性が良いだけでなく、ほうじ茶自体を加えて調理するメニューも存在します。ほうじ茶を含むレシピにチャレンジしたい方は、こちらを参考にしてください。

ほうじ茶のリゾット

ほうじ茶でお米を炊き、クリーミーなソースと合わせたリゾットは、和洋折衷の新しい味覚を楽しめるメニューです。濃厚なテイストが好きな方は、リゾットにバターやチーズも加えてください。ほうじ茶の香ばしい香りが、美味しさを引き立てるでしょう。

ほうじ茶チャーハン

通常のチャーハンを炒める時に、小さじ2杯程度のほうじ茶を加えて馴染ませるだけで、ほうじ茶チャーハンを作れます。香ばしい香りが特徴的なチャーハンに仕上がるでしょう。 よりほうじ茶のテイストを感じたい方は、加えるほうじ茶の量を増やしてください。

ほうじ茶ぶり大根

フライパンで炒めた大根・生姜・ぶりを、ほうじ茶とめんつゆで煮込みます。ほうじ茶ぶり大根はほんのり香ばしい香りを楽しめるだけでなく、下ごしらえをしなくてもぶりの生臭さがなくなります。

 

ほうじ茶を飲むタイミングとは?

ほうじ茶は、食事やおやつの時間以外でも口にできる飲み物です。基本的にいつ飲んでも問題のないお茶ですが、よりほうじ茶を飲むのに適したタイミングはいつなのでしょうか?

朝食後のひと時

ほうじ茶を朝食後に飲めば、1日の始まりを穏やかにスタートできます。ほうじ茶の香りに包まれた心地良い時間を過ごせるでしょう。

仕事の休憩

仕事の休憩時間にほうじ茶を飲むと、心と体をリフレッシュさせられます。ほうじ茶に含まれるカフェインにより、疲れから来る眠気も抑えられるでしょう。また、ほうじ茶のリラックス効果はストレス軽減にも役立ちます。

食前・食中・食後

ほうじ茶は食事の味を邪魔しないため、食前・食中・食後の飲み物に最適です。さらに、ほうじ茶に含まれるカテキンは脂肪の吸収を抑える作用も持つのです。食べ過ぎが心配な方は、ほうじ茶を食事と一緒に食べることをおすすめします。

就寝前のリラックスタイム

ほうじ茶のカフェイン量は少量であるため、就寝前のリラックスタイムにもほうじ茶を活用できます。ほうじ茶の香ばしい香りに包まれながらストレッチ・瞑想などをすれば、心と体をしっかり癒せるでしょう。就寝タイムに質が良いリラックスタイムを過ごすことで、睡眠の質が向上します。

 

まとめ:ほうじ茶と相性の良い食べ物をご紹介!

いかがでしたか?今回の内容としては、

・ほうじ茶は、煎茶や番茶を焙煎した香ばしいお茶で、カフェインが少なめ

・和菓子、洋菓子、焼き魚、煮物、寿司など、さまざまな食べ物と相性が良い

・ほうじ茶の種類や温度を意識すると、より美味しく楽しめる

・ほうじ茶はリゾットやチャーハンなどの料理にも活用できる

・朝食後や仕事の休憩、食事中など、さまざまなシーンで楽しめる

以上の点が重要なポイントでした。ほうじ茶は、日々の食事やリラックスタイムにぴったりの飲み物です。この記事を参考に、自分に合ったほうじ茶の楽しみ方を見つけてみてください。

 

受け継がれた技術が生む特別なほうじ茶をどうぞ

森乃園のほうじ茶は、創業以来の伝統の技と最新の技術を融合し、香り高くまろやかな味わいを提供しています。厳選された茶葉を使い、職人が一つひとつ丁寧に焙煎することで、ほうじ茶の持つ本来の豊かな風味を最大限に引き出しています。 その焙煎工程は、茶葉の状態に応じて細かく調整されており、独特の深い味わいが特徴です。この極上の一杯を、ぜひご自宅で楽しんでください。

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