コラム
新茶の時期はいつ?産地別の旬や八十八夜、美味しい淹れ方について
「今年の新茶はいつ頃発売されるのだろう?」「産地によって美味しい時期は違うの?」と気になっていませんか。 新茶の季節が近づくと、一年で一番美味しいタイミングを逃さずに味わいたいと思うものです。しかし、産地ごとの細かな収穫時期や「八十八夜」の正確な日付を把握していないと、せっかくの旬を逃してしまうかもしれません。大切なお母様へのギフト選びに出遅れてしまうことも考えられます。 そこで本記事では、2026年の新茶シーズンを産地別のカレンダー形式でわかりやすく解説します。ご自宅で旨みを120%引き出すプロの淹れ方も紹介するので、今年こそ極上の新茶を最高の状態で楽しめるようになるでしょう。 [https://morinoen.com/collections/shincha] 新茶の時期はいつ? 2026年の新茶の時期を象徴する「八十八夜」は、5月2日です。この時期に摘み取られたお茶は一番茶とも呼ばれ、一年で最も旨みと栄養が詰まっています。 立春から数えて88日目にあたる八十八夜に摘まれたお茶は、古くから不老長寿の縁起物として珍重されてきました。冬の間に蓄えた栄養成分がたっぷりと含まれており、豊かな香りとまろやかな甘みが特徴です。母の日のギフトや、季節の挨拶としても大変喜ばれるでしょう。 新茶のピークは主に4月下旬から5月上旬にかけて訪れるため、この時期を逃さずに美味しい一杯を楽しむのがおすすめです。 新茶はいつからいつまで買える? 桜前線が南から北へと移り変わるように、新茶の収穫も暖かい地域から順に始まります。4月上旬から5月中旬にかけて、産地をリレーするように旬が移動していくのが大きな特徴です。 各産地の目安となる販売時期は以下の通りです。 鹿児島茶・知覧茶(4月上旬〜中旬) 静岡茶・八女茶・嬉野茶(4月下旬〜5月上旬) 宇治茶・狭山茶(5月中旬以降) 鹿児島茶・知覧茶|4月上旬〜中旬 日本で最も早く新茶のシーズンを迎えるのが、温暖な気候に恵まれた九州南部の鹿児島県です。代表的な銘柄である「知覧茶」などは、早いところでは4月の上旬から店頭に並び始めます。 太陽の光をたっぷりと浴びて育った茶葉は、鮮やかな水色と豊かなコクが魅力です。いち早く今年初の爽やかな香りを楽しみたい方や、母の日の準備を早めに進めたい方に最適と言えるでしょう。 4月中旬には本格的な出荷のピークを迎え、全国のお茶専門店やスーパーなどで一斉に販売がスタートします。 静岡茶・八女茶・嬉野茶|4月下旬〜5月上旬 4月下旬から5月上旬の八十八夜前後にピークを迎えるのが、日本一の生産量を誇る静岡県や、九州北部の福岡県(八女茶)、佐賀県(嬉野茶)です。この時期は新茶市場が最も活気づき、一年で一番の盛り上がりを見せます。 自分好みの銘柄を見つけやすく、失敗のない贈答用としても最も人気が高い王道のシーズンです。産地ごとの豊かな個性を飲み比べてみるのも楽しいでしょう。 それぞれの銘柄が持つ、代表的な味わいの特徴は以下の表をご覧ください。 静岡茶 香りとコクのバランスが良い深蒸し茶が主流 八女茶 渋みが少なく、まろやかで強い甘みが特徴 嬉野茶 丸みを帯びた茶葉から出る、喉越しの良さが魅力 宇治茶・狭山茶|5月中旬以降 新茶前線のゴールとも言えるのが、5月中旬以降に最盛期を迎える京都府の宇治茶や、埼玉県の狭山茶です。他の地域と比べて気候がやや涼しいため、じっくりと時間をかけて茶葉が育ちます。...
新茶の時期はいつ?産地別の旬や八十八夜、美味しい淹れ方について
「今年の新茶はいつ頃発売されるのだろう?」「産地によって美味しい時期は違うの?」と気になっていませんか。 新茶の季節が近づくと、一年で一番美味しいタイミングを逃さずに味わいたいと思うものです。しかし、産地ごとの細かな収穫時期や「八十八夜」の正確な日付を把握していないと、せっかくの旬を逃してしまうかもしれません。大切なお母様へのギフト選びに出遅れてしまうことも考えられます。 そこで本記事では、2026年の新茶シーズンを産地別のカレンダー形式でわかりやすく解説します。ご自宅で旨みを120%引き出すプロの淹れ方も紹介するので、今年こそ極上の新茶を最高の状態で楽しめるようになるでしょう。 [https://morinoen.com/collections/shincha] 新茶の時期はいつ? 2026年の新茶の時期を象徴する「八十八夜」は、5月2日です。この時期に摘み取られたお茶は一番茶とも呼ばれ、一年で最も旨みと栄養が詰まっています。 立春から数えて88日目にあたる八十八夜に摘まれたお茶は、古くから不老長寿の縁起物として珍重されてきました。冬の間に蓄えた栄養成分がたっぷりと含まれており、豊かな香りとまろやかな甘みが特徴です。母の日のギフトや、季節の挨拶としても大変喜ばれるでしょう。 新茶のピークは主に4月下旬から5月上旬にかけて訪れるため、この時期を逃さずに美味しい一杯を楽しむのがおすすめです。 新茶はいつからいつまで買える? 桜前線が南から北へと移り変わるように、新茶の収穫も暖かい地域から順に始まります。4月上旬から5月中旬にかけて、産地をリレーするように旬が移動していくのが大きな特徴です。 各産地の目安となる販売時期は以下の通りです。 鹿児島茶・知覧茶(4月上旬〜中旬) 静岡茶・八女茶・嬉野茶(4月下旬〜5月上旬) 宇治茶・狭山茶(5月中旬以降) 鹿児島茶・知覧茶|4月上旬〜中旬 日本で最も早く新茶のシーズンを迎えるのが、温暖な気候に恵まれた九州南部の鹿児島県です。代表的な銘柄である「知覧茶」などは、早いところでは4月の上旬から店頭に並び始めます。 太陽の光をたっぷりと浴びて育った茶葉は、鮮やかな水色と豊かなコクが魅力です。いち早く今年初の爽やかな香りを楽しみたい方や、母の日の準備を早めに進めたい方に最適と言えるでしょう。 4月中旬には本格的な出荷のピークを迎え、全国のお茶専門店やスーパーなどで一斉に販売がスタートします。 静岡茶・八女茶・嬉野茶|4月下旬〜5月上旬 4月下旬から5月上旬の八十八夜前後にピークを迎えるのが、日本一の生産量を誇る静岡県や、九州北部の福岡県(八女茶)、佐賀県(嬉野茶)です。この時期は新茶市場が最も活気づき、一年で一番の盛り上がりを見せます。 自分好みの銘柄を見つけやすく、失敗のない贈答用としても最も人気が高い王道のシーズンです。産地ごとの豊かな個性を飲み比べてみるのも楽しいでしょう。 それぞれの銘柄が持つ、代表的な味わいの特徴は以下の表をご覧ください。 静岡茶 香りとコクのバランスが良い深蒸し茶が主流 八女茶 渋みが少なく、まろやかで強い甘みが特徴 嬉野茶 丸みを帯びた茶葉から出る、喉越しの良さが魅力 宇治茶・狭山茶|5月中旬以降 新茶前線のゴールとも言えるのが、5月中旬以降に最盛期を迎える京都府の宇治茶や、埼玉県の狭山茶です。他の地域と比べて気候がやや涼しいため、じっくりと時間をかけて茶葉が育ちます。...
むくみケアに役立つお茶といえば?むくみケアにはどんな栄養が良い?(煎茶・玉露・どくだみ茶など)
むくみの原因やメカニズム、改善に役立つ食べ物やお茶、さらには日常生活で心掛けたい対策について詳しく解説します
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お茶(ほうじ茶・煎茶)の名産地を紹介!お茶の三大産地はどこ?
日本茶は、産地ごとにそれぞれの場所の気候や土壌を活かした栽培方法や製法が存在します。そのため、産地が変わればお茶の味や香りも異なってきます。 中でも日本茶の生産量が多い静岡県・鹿児島県・三重県は、「日本茶の三大産地」と呼ばれています。今回は、大正3年創業のほうじ茶専門店森乃園より、日本茶の産地や産地別のお茶の特徴をテーマにお届けしていきます。日本茶の名産地を知りたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。 日本茶とは? そもそも日本茶とは、日本で作られるお茶の総称であり、中でも不発酵で作られる日本茶を緑茶と呼びます。不発酵茶は摘み取った茶を早い段階で加熱して発酵を止め、乾燥させて仕上げます。また、発酵により作られるお茶には、紅茶や烏龍茶などがあります。 日本茶の種類 日本茶には、次のような種類があります。 煎茶:新芽を蒸した後に揉みながら乾燥させたお茶 玉露:新芽に一定期間覆いをかけて直射日光が当たらないように育てたお茶 かぶせ茶:玉露と同じように作られるが覆いを被せる時間が玉露より短いお茶 番茶:硬化が進んだ茶葉を原料としたお茶 茎茶:茶葉ではなく茎のみを使って作られるお茶 ほうじ茶:煎茶・番茶・茎茶などを褐色になるまで焙じて作られるお茶 粉茶:玉露や煎茶の製造過程で生まれる細かくなった茶葉で作られるお茶 玄米茶:玄米を炊いて番茶や煎茶をブレンドしたお茶 それぞれのお茶は、使われる茶の部位や種類のみでなく、製法が変わることで別のお茶に仕上がります。 お茶の三大産地とは? お茶の三大産地とは、日本の中でも特にお茶の生産量が多い地域であり、静岡県・鹿児島県・三重県のことを指しています。 中でも静岡県と鹿児島県の荒茶生産量を合わせると、全国生産量の約7割を占めているのです。続いて、お茶の産地ごとの特徴を見ていきましょう。 静岡県 お茶と言えば「やぶきた」で有名な静岡県を想像される方も多いかと思いますが、豊かな自然と適度な日照時間、一日の間に生まれる寒暖差が茶葉に良い影響を与えます。そのため、山間地では多くの小規模農家がお茶を作っており、農園ごとに個性がある風味を追求しています。 静岡県の茶栽培は鎌倉時代頃から始まっており、明治維新後に大きな発展を遂げました。昔から日本一のお茶の生産量を誇り、静岡県の牧之原台地には日本一の広さの茶畑が存在します。 静岡で生産されるお茶の総称は「静岡茶」ですが、地域ごとにブランド茶が存在します。具体的には、「本山茶」「川根茶」「掛川茶」「天竜茶」などが有名です。 鹿児島県 温暖な気候に恵まれる鹿児島県では、春の訪れが早いことから日本で最も早く新茶が収穫できるという特徴があります。鹿児島県の積極的なお茶作りの開始は昭和40年代以降と後発ではあるものの、機械化を想定した茶畑作りにより、急激にお茶の生産量を向上させました。 また、鹿児島県は南北に細長い形状をしているため、新茶から四番茶まで長い期間お茶の収穫を続けられます。鹿児島県のお茶は「かごしま茶」と呼ばれ、「ゆたかみどり」「さえみどり」「あさつゆ」などの複数の品種が存在します。 三重県 三重県は南北に長い形をしており、それぞれの土地の地形や気候の特徴を活かしたお茶作りが行われています。 特にお茶作りの中心地である北勢地域では煎茶やかぶせ茶、南勢地域では深蒸し煎茶が多く作られます。三重県で作られるお茶は「伊勢茶」と呼ばれ、葉肉が厚く濃厚な味わいです。 お茶の種類によって主な産地が異なる ここまでで、日本茶の三大産地がどのようなものかお分かりいただけたかと思いますが、お茶の種類ごとに多く生産される地域が変わります。...
お茶(ほうじ茶・煎茶)の名産地を紹介!お茶の三大産地はどこ?
日本茶は、産地ごとにそれぞれの場所の気候や土壌を活かした栽培方法や製法が存在します。そのため、産地が変わればお茶の味や香りも異なってきます。 中でも日本茶の生産量が多い静岡県・鹿児島県・三重県は、「日本茶の三大産地」と呼ばれています。今回は、大正3年創業のほうじ茶専門店森乃園より、日本茶の産地や産地別のお茶の特徴をテーマにお届けしていきます。日本茶の名産地を知りたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。 日本茶とは? そもそも日本茶とは、日本で作られるお茶の総称であり、中でも不発酵で作られる日本茶を緑茶と呼びます。不発酵茶は摘み取った茶を早い段階で加熱して発酵を止め、乾燥させて仕上げます。また、発酵により作られるお茶には、紅茶や烏龍茶などがあります。 日本茶の種類 日本茶には、次のような種類があります。 煎茶:新芽を蒸した後に揉みながら乾燥させたお茶 玉露:新芽に一定期間覆いをかけて直射日光が当たらないように育てたお茶 かぶせ茶:玉露と同じように作られるが覆いを被せる時間が玉露より短いお茶 番茶:硬化が進んだ茶葉を原料としたお茶 茎茶:茶葉ではなく茎のみを使って作られるお茶 ほうじ茶:煎茶・番茶・茎茶などを褐色になるまで焙じて作られるお茶 粉茶:玉露や煎茶の製造過程で生まれる細かくなった茶葉で作られるお茶 玄米茶:玄米を炊いて番茶や煎茶をブレンドしたお茶 それぞれのお茶は、使われる茶の部位や種類のみでなく、製法が変わることで別のお茶に仕上がります。 お茶の三大産地とは? お茶の三大産地とは、日本の中でも特にお茶の生産量が多い地域であり、静岡県・鹿児島県・三重県のことを指しています。 中でも静岡県と鹿児島県の荒茶生産量を合わせると、全国生産量の約7割を占めているのです。続いて、お茶の産地ごとの特徴を見ていきましょう。 静岡県 お茶と言えば「やぶきた」で有名な静岡県を想像される方も多いかと思いますが、豊かな自然と適度な日照時間、一日の間に生まれる寒暖差が茶葉に良い影響を与えます。そのため、山間地では多くの小規模農家がお茶を作っており、農園ごとに個性がある風味を追求しています。 静岡県の茶栽培は鎌倉時代頃から始まっており、明治維新後に大きな発展を遂げました。昔から日本一のお茶の生産量を誇り、静岡県の牧之原台地には日本一の広さの茶畑が存在します。 静岡で生産されるお茶の総称は「静岡茶」ですが、地域ごとにブランド茶が存在します。具体的には、「本山茶」「川根茶」「掛川茶」「天竜茶」などが有名です。 鹿児島県 温暖な気候に恵まれる鹿児島県では、春の訪れが早いことから日本で最も早く新茶が収穫できるという特徴があります。鹿児島県の積極的なお茶作りの開始は昭和40年代以降と後発ではあるものの、機械化を想定した茶畑作りにより、急激にお茶の生産量を向上させました。 また、鹿児島県は南北に細長い形状をしているため、新茶から四番茶まで長い期間お茶の収穫を続けられます。鹿児島県のお茶は「かごしま茶」と呼ばれ、「ゆたかみどり」「さえみどり」「あさつゆ」などの複数の品種が存在します。 三重県 三重県は南北に長い形をしており、それぞれの土地の地形や気候の特徴を活かしたお茶作りが行われています。 特にお茶作りの中心地である北勢地域では煎茶やかぶせ茶、南勢地域では深蒸し煎茶が多く作られます。三重県で作られるお茶は「伊勢茶」と呼ばれ、葉肉が厚く濃厚な味わいです。 お茶の種類によって主な産地が異なる ここまでで、日本茶の三大産地がどのようなものかお分かりいただけたかと思いますが、お茶の種類ごとに多く生産される地域が変わります。...
茎茶(棒茶)の優れた効能とは?
茎茶とは、文字通り葉ではなく茶の茎部分で作られたお茶を指しています。はじめて茎茶という言葉を耳にする方は、「茎から作られるお茶」に驚くこともあるようですが、茎茶は多様な日本のお茶文化の中で生まれた伝統的なお茶の一つです。さらに茎茶には、他のお茶と異なる優れた効能もあるのです。 今回は、大正3年創業のほうじ茶専門店森乃園より、茎茶に含まれる栄養素や効能とともに、茎茶の特徴をテーマにお届けしていきます。茎茶に興味があるという方は、ぜひ参考にしてください。 茎茶とは何か? 茎茶は葉ではなく茎を使って作られるお茶の総称であり、具体的にはお茶の新芽のすぐ下に位置する茎部分が原料になります。葉から作られる煎茶や玉露の製造工程の仕上げ加工では選別機を使い、茶を葉・茎・枝などに分類し、茎茶の原料が取り出されます。 茎茶には複数の呼び方がある 茎茶は複数の名前を持ち、「棒茶」「雁ヶ音(かりがね)」と呼ばれることがあります。特に高級な茶葉から作られた茎茶は、渡り鳥の雁が体を休めるために止まる小枝を由来として「雁ヶ音」と呼ばれ、重宝されています。 茎茶は日本茶愛好者から高い人気を集めている 茎茶は茶葉の製造過程で生まれる副産物であり価格が安いことから、「二級品」と思われる方もいますが、実際は茎茶には葉でできたお茶とは異なる香りや甘味があります。特に高級な茎茶は独特の風味が楽しめ、日本茶愛好者から高い人気を集めているのです。 茎茶の味や香りの特徴 茎茶の味や香りには、次のような特徴があります。 ほんのりした甘味があるまろやかな味わい 茎茶は葉から作られるお茶よりも旨み成分「テアニン」が豊富に含まれており、お茶にすることでほのかな甘味とまろやかな味わいを楽しめます。渋味と苦味が少ないため、お子様でも飲みやすいテイストだと言えるでしょう。 飲み心地がさっぱりとしていることから、さまざまなシーンで活用できます。特に甘いものとの相性が良く、和菓子のみでなくチョコレートなどの洋菓子にも合わせられます。 爽やかな香り 茎茶は爽やかな香りで気分転換をしたい時の飲み物として最適であり、休憩時間や食事とともに飲むお茶にもおすすめです。また、茎茶を使って作られたほうじ茶は、清涼感と同時に香ばしい香りも楽しめます。茎茶は製茶の方法によって、香りが大きく変わります。 日常的に茎茶を飲むメリット 普段口にする飲み物を茎茶に変えることで得られるメリットには、次のようなものがあります。 テアニンが豊富でリラックス効果が高い テアニンはリラックス効果が得られる成分です。日光を浴びることで分解されてしまうため、日光が当たる面積が少ない茎部分で作られる茎茶は、葉から作られるお茶よりもテアニンを豊富に含んでいます。 普段からストレスを感じている方や気分転換をしたい時には、茎茶が最適だと言えるでしょう。 苦味・渋味が少なくブレンドしやすい 日光により分解されたテアニンは、お茶の苦味・渋味の元であるカテキンに変化します。茎茶はテアニンがカテキンに変化する量が少ないことから、苦味・渋味が少なくさっぱりとした味わいになるのです。...
茎茶とは、文字通り葉ではなく茶の茎部分で作られたお茶を指しています。はじめて茎茶という言葉を耳にする方は、「茎から作られるお茶」に驚くこともあるようですが、茎茶は多様な日本のお茶文化の中で生まれた伝統的なお茶の一つです。さらに茎茶には、他のお茶と異なる優れた効能もあるのです。 今回は、大正3年創業のほうじ茶専門店森乃園より、茎茶に含まれる栄養素や効能とともに、茎茶の特徴をテーマにお届けしていきます。茎茶に興味があるという方は、ぜひ参考にしてください。 茎茶とは何か? 茎茶は葉ではなく茎を使って作られるお茶の総称であり、具体的にはお茶の新芽のすぐ下に位置する茎部分が原料になります。葉から作られる煎茶や玉露の製造工程の仕上げ加工では選別機を使い、茶を葉・茎・枝などに分類し、茎茶の原料が取り出されます。 茎茶には複数の呼び方がある 茎茶は複数の名前を持ち、「棒茶」「雁ヶ音(かりがね)」と呼ばれることがあります。特に高級な茶葉から作られた茎茶は、渡り鳥の雁が体を休めるために止まる小枝を由来として「雁ヶ音」と呼ばれ、重宝されています。 茎茶は日本茶愛好者から高い人気を集めている 茎茶は茶葉の製造過程で生まれる副産物であり価格が安いことから、「二級品」と思われる方もいますが、実際は茎茶には葉でできたお茶とは異なる香りや甘味があります。特に高級な茎茶は独特の風味が楽しめ、日本茶愛好者から高い人気を集めているのです。 茎茶の味や香りの特徴 茎茶の味や香りには、次のような特徴があります。 ほんのりした甘味があるまろやかな味わい 茎茶は葉から作られるお茶よりも旨み成分「テアニン」が豊富に含まれており、お茶にすることでほのかな甘味とまろやかな味わいを楽しめます。渋味と苦味が少ないため、お子様でも飲みやすいテイストだと言えるでしょう。 飲み心地がさっぱりとしていることから、さまざまなシーンで活用できます。特に甘いものとの相性が良く、和菓子のみでなくチョコレートなどの洋菓子にも合わせられます。 爽やかな香り 茎茶は爽やかな香りで気分転換をしたい時の飲み物として最適であり、休憩時間や食事とともに飲むお茶にもおすすめです。また、茎茶を使って作られたほうじ茶は、清涼感と同時に香ばしい香りも楽しめます。茎茶は製茶の方法によって、香りが大きく変わります。 日常的に茎茶を飲むメリット 普段口にする飲み物を茎茶に変えることで得られるメリットには、次のようなものがあります。 テアニンが豊富でリラックス効果が高い テアニンはリラックス効果が得られる成分です。日光を浴びることで分解されてしまうため、日光が当たる面積が少ない茎部分で作られる茎茶は、葉から作られるお茶よりもテアニンを豊富に含んでいます。 普段からストレスを感じている方や気分転換をしたい時には、茎茶が最適だと言えるでしょう。 苦味・渋味が少なくブレンドしやすい 日光により分解されたテアニンは、お茶の苦味・渋味の元であるカテキンに変化します。茎茶はテアニンがカテキンに変化する量が少ないことから、苦味・渋味が少なくさっぱりとした味わいになるのです。...